長谷川潤、パンダの親子愛に感動「いつか子どもと一緒に見たい」
2012年2月11日 13:29
[映画.com ニュース] 中国・成都に生まれた超未熟児のパンダの成長を追ったドキュメンタリー映画「51(ウーイー) 世界で一番小さく生まれたパンダ」の初日舞台挨拶が2月11日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、ナレーションを務めたモデルの長谷川潤、題字を手がけた書道家の金澤翔子氏、塩浜雅之監督らが登壇した。
アメリカと日本のハーフで海外生活も長い長谷川は、「イントネーションが難しかったです。(私は話し言葉に)なまりがちょっとあるので、多少はいいんですけど、“ここだけは”という所が結構あって大変でした」と初のナレーション経験について振り返った。
本作は2006年にパンダ研究基地に誕生した、体重わずか51グラムのパンダの赤ちゃん「ウーイー」の姿を追ったドキュメンタリー。独自に撮影した映像と、パンダ基地が収めた記録映像を交え、パンダの生態や親子の愛情を描く。
劇中にはパンダの出産シーンも登場する。自らを母親パンダに重ね合わせたと語る長谷川は、「お母さんになることが楽しみになりました。いつか自分の子どもにもこの映画を見せたい、一緒に見たいなという気持ちになりました」と印象深げに話した。
この日は日中国交正常化40周年に合わせ、トウ(トウは登におおざと)偉駐日中国大使館広報部参事官も応援に駆けつけた。「記念の年にパンダの物語が上映されることは非常に有意義」と述べ、制作陣や客席へ感謝の言葉を送った。
「51(ウーイー) 世界で一番小さく生まれたパンダ」は全国で公開中。