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米軍基地問題を追及するドキュメンタリー 予告編が公開

2012年1月30日 10:30

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米軍が世界に展開している軍事基地の問題を追及した ドキュメンタリー「誰も知らない基地のこと」
米軍が世界に展開している軍事基地の問題を追及した ドキュメンタリー「誰も知らない基地のこと」
(C)Effendemfilmand Takae Films

[映画.com ニュース] 米軍が世界に展開している軍事基地の問題を追及した、ドキュメンタリー「誰も知らない基地のこと」の予告編がこのほど公開された。

イタリアで活躍するカメラマンと政治研究者のふたりが、2007年にイタリア・ビチェンツァで起こった米軍基地拡大への反対運動をきっかけに、インド洋に浮かぶディエゴ・ガルシア島と沖縄・普天間で取材を行った初監督作。世界約40カ国700カ所以上に広がり続ける米軍基地問題の本質を浮き彫りにする。

米兵による少女暴行事件や騒音問題など、常に基地との問題を抱えている沖縄を取材したエンリコ・バレンティ監督とトーマス・ファツィ監督は、「この作品の企画を立てた当初、日本で取材することは考えてもいませんでした。それが出来上がった作品では、沖縄の撮影部分こそが最も重要なパートとなっていました」と語る。「それは私たちが沖縄で目にしたことが、政治的、社会的、そして精神的になによりも衝撃的だったからです。しかし、それ以上に、沖縄で出会った方々に強く刺激を受けたからでもありました。彼らの中には、不平等な力関係に直面しながらも、決して希望を捨てない人々がいます。その姿は、日本人の精神性の高さと心の強さを見せてくれました」と振り返る。

両監督は4月に来日することが決まっており、「彼らの姿に続こうと、日本の、そして世界の人々がこの映画によって勇気づけられることを願っています」とコメントを寄せている。

予告編では、オバマ大統領就任後初の軍事予算が、ブッシュ政権時代より300億ドル多い6800億ドルであったという事実を指摘。米軍基地の存在に悩まされる住民の姿や識者へのインタビュー、基地建設反対派の活動などを映し出す。

誰も知らない基地のこと」は4月シアター・イメージフォーラムほかで公開。


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