玉木宏、大震災を通じ「生きることを考えさせられた」
2012年1月21日 13:42
[映画.com ニュース] 俳優の玉木宏が1月20日、東京・台場のヴィーナスフォートで行われたドキュメンタリー番組「世界海峡イスタンブール ~玉木宏アジア紀行 最果ての海へ!~」の公開記者会見に出席し、ファン約550人の前で1500キロにおよぶ旅を振り返った。初めてトルコを訪れた玉木は、「みんなが平和や生きるということを強く願っている国。去年の3月11日に東日本大震災があって、生きるということを改めて考えた時期だったので、リンクしてさらに深く考えさせられた」と真しな眼差(まなざ)しをのぞかせた。
旅好きで知られる玉木は、昨年はヨーロッパ5カ国を一人旅した。「初めて見た感動を言葉で伝えなければいけないので、感動が半減しないように下調べをしないで行っている」とこだわりを明かし、「海外を通して日本の文化が強く見える瞬間がある。自分の目や体を使って知ること大事」と語った。
アジアとヨーロッパの文化が融合するイスタンブールの魅力は「文化、人、物が混在していて、共存して仲良くやっているところ。ひと言で伝えきれない」。そして、「便利な時代で物があふれているけれど、自分の目で見て文化を感じることができる。行ってみないとわからない。行くことで印象が変わるものが多かった」と振り返った。
地球の自然、各国の文化を紹介するCBCの人気シリーズ“地球大紀行スペシャル”の第5弾。2011年に放送された「情熱カリブ躍動紀行」に続き、玉木が旅人を務めた。“アジアの西の果て”と呼ばれるトルコ・イスタンブールのボラポラス海峡を目指す旅路を通じて、アジアの歴史、文化の魅力をひも解く。
「世界海峡イスタンブール ~玉木宏アジア紀行 最果ての海へ!~」は、1月28日午後2時からTBS系で放送。