松ケン清盛、松田聖子の“母性”を絶賛
2011年12月12日 14:02

[映画.com ニュース] NHK大河ドラマ51作目にあたる「平清盛」の初回完成試写会が12月12日、東京・渋谷の同局で行われ、主人公・平清盛を演じる松山ケンイチと共演の中井貴一、大河ドラマ初出演となる松田聖子が出席した。松田が演じるのは、白河法皇の愛妾(あいしょう)として長年にわたりちょう愛を受け、幼いころの清盛の成長を見守った祇園女御役。「歌や舞いに長けていて、頭も良い魅力的な人物。温かな母性ももった女性」(松田)だといい、松山は「清盛にとっては一番近い存在で、もう一人の母親。母性や大らかな空気感を完璧に表現されている」と絶賛。松田も「松山さんの清盛には、圧倒されたり、感動させられたり。とにかく素敵です」とうっとりしていた。
「平家物語」以前の世界を舞台に、養父・平忠盛(中井)に育てられた清盛が、海賊を束ねながら武士の王となり、やがて日本の覇者となる姿を描く大河ドラマ50周年作。松山は「第1話は1分くらいしか出ていませんが(笑)、2話以降はしっかりやらせていただいている。改めて(視聴者の)心を動かせるお芝居や表現を頑張りたい」と決意を新たにしていた。
一方、中井は自身が主演を務めた大河ドラマ「武田信玄」(昭和63年)を振り返り「当時はたくさんの先輩方に優しく包んでいただいた。今度は自分が包まなきゃいけないし、松山君に最高の形で大河を渡すのが自分の役目。1年後、大河をやって良かったと思ってもらえれば」と“父”として目を細めた。以前も親子役で共演しており「強い絆を感じる」(松山)とアピールした。
NHK大河ドラマ「平清盛」第1回「ふたりの父」は2012年1月8日放送(初回74分拡大版)
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