大竹しのぶ&ブラザートム、熊本・天草ご当地映画で夫婦に
2011年12月10日 06:00

[映画.com ニュース] 大竹しのぶとブラザートムが、熊本・天草を舞台にしたご当地映画「ワッゲン オッゲン お前ん家 おれん家」(祷映監督)に出演し、夫婦を演じることがわかった。物語に共感した杉田かおる、遠藤憲一、吉田羊らも名を連ね、2012年1月にクランクインする。
タイトルの「ワッゲン オッゲン」は、天草地方の方言で「お前ん家 おれん家」。必ずしも誇れない、色街としてにぎわった町の歴史を笑いに変える天草の女と、都会から逃げるようにやってきた女たちが巻き起こすコメディを、都会では薄れてしまった近所付き合いや町ぐるみで取り組む子育てといったテーマを絡めながら描く。
物語の舞台となるのは、衰退都市No.1とささやかれる熊本・天草の牛深町。夫婦でウツボ屋を営む晃司(ブラザートム)と弓枝(大竹)のもとに、築100年の元遊郭「三浦屋」の解体話が舞い込む。ある夜、弓枝は夢の中で遊女たちに三浦屋へ導かれ、目を覚ます。「この街は女が増えれば男が元気になる!」。弓枝は地元の仲間と三浦屋を回想し料亭を始めることに。都会から田舎へ移住したい女性を募ると、個性豊かな女たちがそれぞれの“しがらみ”を背負って集まってきた。
また、大竹とブラザートムの娘役をオーディションで募集する。映画製作に参加するクリエイターやキャスト、スタッフなどを応援するサイト「クリエイターズ・コミュニティ」(http://www.creatorscom.jp)で、オーディション情報を随時掲載していく。
「ワッゲン オッゲン お前ん家 おれん家」は、2012年秋に全国で公開予定。
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