アニー賞ノミネート発表 最多12部門は「カンフー・パンダ2」
2011年12月6日 13:30
[映画.com ニュース] アニメ界のアカデミー賞とされるアニー賞のノミネートが、このほど発表された。12部門で最多ノミネートを獲得したのは「カンフー・パンダ2」で、「シュレック」シリーズのスピンオフ「長ぐつをはいたネコ」と、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのゴア・バービンスキー監督の「ランゴ」が9部門で続く。
同賞は、国際アニメーション協会(ASIFA)のハリウッド支部(ASIFA-Hollywood)に所属する会員の投票によって決められるものの、ドリームワークスが会費を負担することで支持者を増大させた経緯がある。当時、2010年にピクサーとウォルト・ディズニーのエド・キャットマル社長は投票基準の見直しを迫ったものの、改善されることはなかった。そのため、ドリームワークス作品に有利な賞といわれている。
第39回アニー賞授賞式は2012年2月4日、カリフォルニア大学ロサンゼルス校のロイス・ホールで行われる。長編アニメーション賞部門のノミネート作品は以下の通り。
「A Cat in Paris」
「Arrugas」
「アーサー・クリスマスの大冒険」
「カーズ2」
「Chico & Rita」
「カンフー・パンダ2」
「長ぐつをはいたネコ」
「ランゴ」
「ブルー 初めての空へ」
「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」