黒沢かずこ、主演女優の悩みは「更年期のヒゲ」
2011年11月26日 16:27

[映画.com ニュース] お笑いトリオ「森三中」の黒沢かずこが本人役で主演を務める「クロサワ映画2011 笑いにできない恋がある」が11月26日、東京の新宿バルト9で封切られ、黒沢、コン・テユ、椿鬼奴、光浦靖子、大久保佳代子、イ・テガンらキャスト一同が、渡辺琢監督とともに舞台挨拶に立った。サンタクロースの衣装で登場した黒沢は、「自分の映画ができるなんて想像もしていなかった。女芸人って格好いいなと思ってもらえたらうれしい。揺れ動く女心を描いた幸せなラブコメディです!」と挨拶した。
メンバーでただひとり未婚の黒沢の芸人としての悲哀と葛藤を描き、第2回沖縄国際映画祭でグランプリと審査員特別賞の2冠を達成した「クロサワ映画」の続編。黒沢は、「1作目に比べて体のボリュームがアップしてしまったので、マフラーなどで小顔に見せていた。更年期でヒゲも生えてきてしまって」と主演女優とは思えない悩みを暴露。しかし相手役のテユは、「黒沢さんにはキム・テヒばりの透明感とチェ・ジウ並みのナチュラルさがある」と絶賛。すると光浦が、「その気にさせないで!」と黒沢の女心を気づかうひと幕もみられた。
椿は、「私の役は『セックス・アンド・ザ・シティ』のサマンサそのまま。男と出会った次の日にベッドインするなんて、実生活でもできたらどんなにいいだろう」と妄想を募らせた。キスシーンに挑戦した大久保も、「キスって本当に気持ちいい。お金で男の気持ちを買うのは大いに結構」と開き直ったが、相手役のテガンに「大久保さんはキスがあまりうまくなくて、監督に『ヘタクソ』と言われていた」と明かされ、赤面していた。
また、「森三中」の大島美幸と村上知子も応援に駆けつけ、ひと足早いクリスマスプレゼントとして観客にハート形のカイロを配った。既婚の村上は、「黒沢さんにとって結婚が幸せとは限らない。だけど男とはどんどん遊んだ方がいい。極端な話、欲情するなら雄のカバでもいい」とスパルタ恋愛指南。大島も、「体臭には気をつけろ! 体から人生のえぐみ、臭みが出ている」と注意し、爆笑を誘った。
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