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国際派女優・大塚シノブ、日本・シンガポール合作ドラマ主演に抜擢

2011年11月14日 08:01

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「ムーンケーキ」に主演の大塚シノブ
「ムーンケーキ」に主演の大塚シノブ

[映画.com ニュース] 女優の大塚シノブが、日本とシンガポールの合作ドラマ「ムーンケーキ」に主演することが決まった。学生時代から日本のテレビドラマなどで活躍後、中国に単身留学し、独学で中国語をマスター。チャン・ツィイーが通った「中央戯劇学院」に特待留学生として入学し、本格的に演技を学んだ経歴をもつ大塚が、大きな飛躍を遂げようとしている。

同作は、TBSとシンガポールのメディアコープによる共同制作。日本とシンガポールの間で、ドラマを共同で手がけるのは初めてとなる。全編シンガポールロケで、人間の無力さを感じながらもハイパーレスキュー隊員として人命救助に命をかけるシンガポール男性と、災害と向き合いながら成長していく日本人ヒロインの姿を描く。

主人公・川久保美月を演じる大塚は、日本語、中国語、英語を自在に操り、本木雅弘主演の日中合作映画「夜の上海」(2007)などに出演。今回は、キャリアウーマンとしてビジネスの最前線で活躍しながら、目前に控えた結婚が破談になり、家族と距離を置き新たなスタートをきるためにシンガポールへわたるという役どころ。抜てきについて、「私にとって非常に理想的なドラマに出合えたと思いました。中国語と英語が交差するシンガポールには以前から興味を抱いていましたし、もしラブストーリーをやるなら異文化で……と思っていました」と話す。

さらに、東日本大震災と密接にかかわる内容であること、家族がかかわる作品であることにも必然性を感じていたという。「一番驚いたのは、私は昔から月に特別な思いを抱いており、今回の役名も美月であること、月が重要なモチーフとして描かれていたことです。全ての私の理想がリンクしたおり、この作品に運命を感じています」。

大塚の今後の女優業に対するビジョンは、どこまでも謙虚だ。「まだまだ長い道のりが必要だとは思いますが、役柄そのものが人の心に残っていくような女優になっていければと思います」。海外での仕事は、言葉ではなく気持ちを伝えることに重きを置くそうで「空気感が何をもっても一番大切なのではないかと改めて感じさせられ、クリアできたかどうかは分かりませんが、私の演技に対する考え方を見直す機会になりました」とコメントを寄せた。

災害救助隊に所属するジュンロンに扮するのは、シンガポールを代表する俳優のひとり、Qi YuWuだ。ほか、日本からは市毛良枝、苗木優子が出演する。

「ムーンケーキ」は、12月24日に放送。


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