仲里依紗、「ハラコレ」石井裕也監督“珍演出”を暴露
2011年11月5日 17:22
[映画.com ニュース] 石井裕也監督の最新作「ハラがコレなんで」が11月5日、全国12スクリーンで公開され、主演の仲里依紗、中村蒼、石橋凌、稲川実代子、竹内都子、石井監督が東京・渋谷シネクイントで舞台挨拶に立った。
家なし金なしの状態で臨月を迎えてしまった妊婦・光子(仲)が、それでも「粋に生きる」をモットーに生まれ育った長屋に暮らす“残念”な住民を救おうと奮闘するヒューマンコメディ。妊婦役に体当たりでぶつかった仲は、「やっと産み落とすことができてうれしい」と感無量の面持ち。自身が演じた光子について「本来、周りから心配される立場なのに、それを感じさせない格好良さがあって、ぜひ見習いたい。ちょっとありがた迷惑な部分もありますけどね」と語った。
石井監督とは初タッグで「現場ではだいぶいろいろ言われました(笑)。『なんかこう宇宙みたいに』とか『マイケル・ジャクソンみたいにテーブルをふいて』って……」と珍演出を暴露。共演者も「一点を見つめる角度とか、数秒の間(ま)とか細かいこだわりがあった」(中村)、「鯛を放り投げるシーンでは、頭とシッポの位置にずっとこだわっていた」(稲川)、「腹筋を使わないでしゃべってほしいと言われた」(竹内)とディテールを意識する石井演出を述懐した。
一方、石橋は「本当に28歳なの? 年齢詐称しているんじゃないかってくらい人間的に成熟しているし、自分なりの哲学をもっている。今の時代にめずらしい」と絶賛。当の石井監督は、「“粋”といっても別に難しいことじゃなく、シンプルで感覚的なことを映画にした。自由な感覚で解釈してもらえれば幸い」。仲らの暴露には「皆さんのほうが、だいぶ変わっている。俳優さんの生き生きしたエネルギーを撮影したかったし、細々したことを言ったつもりはないんですけど。マイケル・ジャクソン? なんでそんなこと言ったのか自分でも……」と弁明していた。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド NEW
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5 NEW
【これは不適切報道か、否か?】本当に放送していいのか…!? テロの全世界実況生中継、衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア NEW
【余命わずかの親友から奇妙なお願い】「わたしが死ぬとき隣の部屋にいて」――魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
開始20分で“涙腺決壊”
【激しく、心を揺さぶる超良作だった…!】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれる!
提供:ディズニー