ピクサー「ジョブズ氏はピクサーのDNAの一部」 追悼メッセージを発表
2011年10月12日 11:14
[映画.com ニュース] 米アップルの元最高経営責任者であるスティーブ・ジョブズ氏の死去を受け、ピクサー・アニメーション・スタジオが公式ホームページに追悼メッセージを掲載した。
ピクサーは、1986年にジョブズ氏がルーカスフィルムのコンピューター・グラフィックス部門を買収して立ち上げた会社だ。06年にウォルト・ディズニーに売却するまで最高経営責任者を務めていた(売却後はディズニーの筆頭株主として役員を務めていた)。
ルーカスフィルム時代から同社に所属していたエド・キャットマル社長とチーフ・クリエイティブ・オフィサーのジョン・ラセターは、連名で発表したメッセージで「スティーブ・ジョブズは偉大な夢想家であり、とても親しい友人であり、ピクサーを導く光でした。ピクサーの潜在能力を、誰よりも早く、ぼくらが想像するよりもずっと先を見抜いていました」と述懐する。
さらに、「ピクサーがいまのような形になったのはスティーブのおかげであり、彼のタフさと誠実さ、人生を謳歌する姿勢に接することで、われわれは人として成長することができました。スティーブは永遠にピクサーのDNAの一部です」とつづっている。