“松ケン清盛”と中井貴一ら共演者が絶賛
2011年10月5日 15:32

[映画.com ニュース] 俳優の松山ケンイチが10月5日、主演するNHK大河ドラマ「平清盛」の取材会を東京・渋谷の同局内で行った。今夏、広島県呉市内で大規模な船上シーンを撮影し、「大変な撮影だったが、清盛が何を大切にしながら突き進んでいるのか、自分なりにつかむことができた」。10月からはスタジオでの撮影も始まり「清盛の立ち位置がどんどん変化し、楽しみながら演じている。平家の皆さんも素晴らしい方々ばかり」と早くも手応え十分だ。
「平家物語」以前の世界を舞台に、両親を知らないまま忠盛に育てられた少年が、養父とともに瀬戸内の海賊退治で名をはせ、海賊を束ねながら武士の王となり、そして日本の覇者となる姿を描く。会見には松山をはじめ、中井貴一(平忠盛)、和久井映見(忠盛の妻・宗子)、中村梅雀(平家貞)、豊原功補(平盛国)が出席した。
中井は「俳優としても人間としても好き。青森から出てきた朴とつな雰囲気と清盛像が合致しているし、人間味ある清盛像になっている」と松山をべた褒め。「母親として『大きく育ったな』と思える背中をしている」(和久井)、「実直さと負けん気、瞳の輝きが清盛にぴったり」(中村)、「反目し合う役柄だが、ストレートで荒々しい芝居と目の輝きがあるから、自分も清盛に対する複雑な気持ちを表現できる」(豊原)と“松ケン清盛”を絶賛していた。
松山は先月、妻で女優の小雪が第一子を妊娠したと発表したばかり。清盛と忠盛の“父子関係”がドラマの大きな軸となっており、「幼い清盛は、海賊討伐する忠盛の姿に『なりたい自分』を焼き付けた。実際の父親ではないが、清盛にとってはヒーローだったはず」。記者から「自身の理想の父親像は?」と問われると、明言は避けたが「突き放しつつ、見守っている。清盛と忠盛は絶妙な距離感で接し合っている。だから清盛もはい上がれたのだと思う」とふたりの関係性に感化されていた。
「平清盛」第1回は2012年1月8日、73分の拡大版で放送。
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