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ムロツヨシ、若手俳優が慕う亀治郎にジェラシー

2011年9月20日 20:00

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「シャッフル」のプレミア試写会に出席したキャスト陣
「シャッフル」のプレミア試写会に出席したキャスト陣

[映画.com ニュース]映画「シャッフル」のプレミア試写会が9月20日、都内で行われ、金子ノブアキ、市川亀治郎、賀来賢人鎌苅健太、ムロツヨシの主要キャスト5人と及川拓郎監督が舞台挨拶に立った。

銀行強盗に参加し金の運搬を担当したもののアクシデントで記憶を失い、金のありかを忘れてしまった青年。その記憶を取り戻すべく強盗仲間たちによって計画された“シャッフル”というプロジェクトのてん末が描かれる。

劇中と同様にブラックスーツに身を包んだ5人は、冒頭からハイテンション。金子は「オラ、本当にうれしいだ!」と完成を喜んだが、二転三転するストーリーは約1週間の過密スケジュールで撮影されたそうで「混乱? しましたよ。あの初日の絶望感……」と述懐。「とある富士山というデカい山のふもとの倉庫で撮影された」(金子)が、予想外の大雪もあって「基本、寒かった。何であのセットが東京で作れないのか?」(ムロ)とキャストからはブーイングが続出した。

物語が複雑に入り組み時間軸もバラバラになることから、賀来は「毎回、台本を読んでは監督に聞きに行くことの繰り返しでした」。さらに、撮影中に花粉症を発症したそうで、ムロから「一番若い賀来くんが最終日におじいちゃんみたいになっていた」といたわった。

また、亀治郎が物語を理解するのが最も遅かったという。現場では台本を紛失するなどトラブル続きだったようだが「すぐにセリフを覚えちゃう」(金子)、「時間が空いたときに寿司屋に連れて行ってくれた」(鎌苅)とキャスト陣から絶大な信頼を集めた。これに我慢ならなかったのがムロ。打ち上げの二次会の支払いを内密に済ませたことを明かしたが、鎌苅から「それを自分で言うところが小せえよ!」と突っ込まれていた。

シャッフル」は、10月22日から公開。

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