中尾明慶、共演犬と再会も「覚えてる素振りない」とがっかり
2011年8月27日 16:34
[映画.com ニュース] 俳優・中尾明慶が初の主演作となる「犬のおまわりさん てのひらワンコ3D」の初日舞台挨拶を8月27日、東京・シネマート新宿で行った。中尾演じる新米警官が、捨て犬を預かったことをきっかけに、生命の尊さと向き合うハートウォーミング作。挨拶には共演したゴールデンレトリーバーの“チョボ”も登壇。数カ月ぶりの再会で、すっかり大きくなっており「僕のこと、覚えてる素振りがまったくないですね。チョボ!……。ほら、無反応でしょ」と肩を落とした。
ある日、新米警官の健(中尾)が務める交番に迷子のゴールデンレトリーバーの子イヌが届けられるが、遺失物法の改正により交番でイヌを預かることができない。保健所に預けても1週間で殺処分されると知った健は、子イヌを自宅のアパートに連れ帰り、大家に内緒で飼い始める。本格的な3D作品で「いよいよ僕もジャック・スパロウ?って喜んでいたら、犬のおまわりさんだと知って、正直バカにされてるのかなと思いましたよ」(中尾)。
それでも「かわいいタイトルですが、その中にちゃんと命を扱う難しさや大切さといったメッセージが込められている。僕自身、イヌが相手なので一発勝負が多く、いい緊張感で撮影に臨めた」とアピール。「僕の初主演といわれますが、主役はチョボですから。常に助けられたし、おかげでいい映画になった」と最敬礼だった。
メガホンをとるのは「ねこばん3D とび出すにゃんこ」を手がけた有馬顕監督。「ネコに比べたら、イヌは撮影しやすいですよ。今回も3Dなので、ふわふわした毛並みの温かさや柔らかさが表現できるんじゃないかと挑戦した」。見どころは中尾の表情だといい「とにかく素直な人で、感情がすぐ顔に出るんですよ。イヌが近づくと本当にうれしそうな顔をしていた」と語った。
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