スコット兄弟総指揮のドキュメンタリー参加の日本人カメラマンが登場!
2011年8月27日 15:31

[映画.com ニュース] トニー&リドリー・スコット兄弟が製作総指揮を務め、世界最大の動画サイト「YouTube」上に投稿された世界中の人々の“1日”をとらえた映像をまとめて1本の映画にした「LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語」が8月27日に公開。日本から本作に参加した東京在住のカメラマン・相川博昭氏が舞台あいさつに登壇した。
2010年の7月24日の午前0時からの翌日0時までという条件の下、世界192カ国からのべ8万本、4500時間もの映像が投稿され、その中から332組342人の動画が選ばれた。投稿の8か月前に奥さんを亡くしたばかりの相川氏は、残された4歳の息子・泰治君との日常の模様を投稿。サンダンス映画祭やロンドンでのプレミア上映にも招待された。
この日も、泰治君を連れて登場した相川氏だが、泰治君は映画の中の映像と同様にあちこちを走り回ったり、報道陣の機材で遊んだりとやんちゃぶりを発揮。サンダンスやロンドンでも、大人たちの中で全く物怖じしない泰治君は人気者だったそうで「自由ですねホントに……」と相川氏は苦笑していた。
相川氏によると、投稿して1か月ほどして「YouTubeから『100時間の中に選ばれました』とメールで連絡があり、その後『あなたの映像が使われるかもしれない』と告げられた」という。ロンドンのプレミアにはスコット兄弟も参加していたが「最初にリドリーだと思って握手した人は別人でした(笑)。来ていたはずだけどわかんなかったです」と無念そうに話した。
本作に参加したことで人生が変わったか? と尋ねられると、穏やかな笑みを浮かべ「生活は全然変わってないです。今朝も妻にあいさつをしてきました」とポツリ。そんな父親の隣でマイクを握った泰治くんはひと言「のどが渇いた!」。最後まで自由奔放な泰治くんに客席からは温かい笑い声が漏れた。
「LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語」はユナイテッドシネマ豊洲、オーディトリウム渋谷ほか全国のユナイテッドシネマで公開中。相川氏は現在、空間を写し出すパノラマカメラマンとして活動している。
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