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パンチ佐藤がホームラン祈願でフルスイング 62球目で快音!

2011年8月24日 20:35

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ガッツポーズを決めるパンチ佐藤
ガッツポーズを決めるパンチ佐藤

[映画.com ニュース] 韓国映画「ホームランが聞こえた夏」の公開記念イベントが8月24日、新宿・歌舞伎町にあるバッティングセンターで開催され、元プロ野球選手のパンチ佐藤とサッカー解説者の松木安太郎が出席。映画の成功を祈願し、パンチがホームランをかっ飛ばした。

実話に基づいて作られた本作。天才的な野球の才能を持ちながら、聴覚を失い挫折した少年が、ろう学校に臨時コーチにやって来たプロ野球選手や仲間との出会いを経て、全国大会での1勝を目指して奮闘する。

自前のバットと手袋を持って登場したパンチは「僕は現役時代、ホームランバッターではなかったけど、チャンスに何とかするバッターだったからプロになれた今日も行きます!」と気合十分。報道番組での共演をきっかけにパンチとは20年来の親交がある松木は「現役の頃からパンチさんを知ってるけど、渋いバッティングを見せてくれた。映画のヒットは分かってますが、パンチさんの手で“ホームラン”にしてください!」と熱い激励の言葉をかけた。

パンチは現役時代を彷彿とさせる集中した顔つきでバッターボックスへ。ホームランと認定されるのはあくまで中央のおよそ50センチ四方ほどのプレートに打球が当たった場合のみ。当初はバッティングセンター特有のクセのあるボールに苦しんでいたが、徐々に快音を響かせ始める。松木の熱い声援を背にフルスイングを続け62球目、鋭くはじき返された打球はプレートを直撃! パンチは汗だくの顔をほころばせた。

見事なホームランで映画の公開に花を添えたパンチは「46歳、いい汗かきました」と晴れ晴れ。「長嶋茂雄さんがおっしゃったとおり、野球とは人生そのもの。忘れていたものを思い出しました」と満足そうにうなずいた。

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