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ピアニスト西村由紀江、フレデリック・バックと対面し感涙

2011年7月2日 14:35

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トークショーを行った西村由紀江(右)と 三鷹の森ジブリ美術館の中島清文館長
トークショーを行った西村由紀江(右)と 三鷹の森ジブリ美術館の中島清文館長

[映画.com ニュース] ピアニストの西村由紀江が7月2日、「フレデリック・バックの映画」(スタジオジブリ、三鷹の森ジブリ美術館配給)の上映が始まった東京・神保町シアターでトークショーを行った。バック氏のアカデミー賞受賞作「木を植えた男」を約15年前に見たそうで、「音楽性に迷っていた当時、黙々と木を植え続ける男の姿を見て、信じる道をじっくり進めばいいんだと感銘を受けた」。同日、「フレデリック・バック展」が開催されている東京都現代美術館でバック氏本人と対面したといい、「もううれしくてうれして。涙があふれてしまった」と感慨深げだった。

荒れた大地に黙々と木を植え続ける男を描いた「木を植えた男」をはじめ、鋭い文明批判を展開し2度目のアカデミー賞を獲得した「クラック!」をはじめ「大いなる河の流れ」「トゥ・リアン」というバック氏の代表作4タイトルを特別上映する。

西村は「お手がとても柔らかく、バックさんの中に入り込みそうな包容力だった。はるばる日本にいらっしゃる気力もすごいし、何より目力がものすごい」と興奮を抑えきれない様子。「絵のタッチは優しいがそれだけではなく、自然への敬意と人間への警鐘が散りばめられている。ジブリ作品にも通じるものがある」と魅力を語った。

現在は被災地にピアノと、ピアノの音を届ける「スマイルピアノ500」という慈善活動に乗り出し、前日まで福島・南相馬、岩手・山田と陸前高田を訪れていた。「今も皆さん、本当に大変な思いをされているが、強い意志をもって『これからも復興に頑張る』と力強く言っておられる。まるで木を1本1本植えていった男のよう」と神妙な面持ちだった。トークショーには三鷹の森ジブリ美術館の中島清文館長も出席した。

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