ミッキー・ローク「ロシアン・ルーレット」を語る「すごく完成度が高い」
2011年6月16日 16:53

[映画.com ニュース] 「13 ザメッティ」で05年ベネチア国際映画祭新人監督賞、06年サンダンス映画祭作品賞など世界の映画賞を席巻したゲラ・バブルアニ監督が、同作をハリウッド版セルフリメイクした「ロシアン・ルーレット」が6月18日に公開する。本作に出演するミッキー・ロークが作品について語った。
リメイク版は、舞台をパリからニューヨークへ移し、病気の父親を抱えた貧しい青年ヴィンス(サム・ライリー)ら17人の男たちが、100万ドルと命をかけたゲーム「ロシアン・ルーレット」に挑む姿を描く。
「ゲラの作品を見て気に入っていたし、彼がお金のために映画を作らないことも知っていた」と話すロークは、出演オファーを快諾。「彼の作品には風変わりな点が多いけど、同時にすごく完成度が高い。彼の映画は次に何が起きるのかまったく読めない。その点に興味を持ったんだ。それに彼の撮影手法も好きだった。彼はとても興味深い、有望で革新的フィルムメーカーだ」とバブルアニ監督を絶賛する。
ロークは、リメイク版オリジナルの登場人物である、囚人・ジェファーソンを演じる。「ゲラは僕と仕事をしたがっていたが、どの役がいいかわからなかった。だから新しい役を作ったのさ」と明かし、撮影について「一緒に酒を飲みに行きたいと思うような俳優たちと仕事ができるのは珍しいことなんだ。この映画の出演者たち全員とすごく楽しく仕事ができたよ」と満足そうに振り返る。
本作では、通常のロシアン・ルーレットとは異なり、17人のプレイヤーが円になり、前のプレイヤーの後頭部に銃口を突きつけ、ゲームを進行する。後頭部に銃口を向けられながら、集団ロシアン・ルーレットに巻き込まれる男たちの悪夢のような体験を描いた。
「とにかく、ああいった行動の連鎖に捕らわれてしまった不運な男たちの物語だ。彼らの中には精神病院から来たものもいれば、刑務所から拉致されたヤツもいるし、レストランの裏口から誘拐されてきたバスボーイもいる。そして驚くほど大きくて古い家の中で多くのイカれた人たちが命を賭けている。それを見ていると、ああ、きっといつかどこかでこんなことは起きているに違いない、と思ってしまう」と作品を解説した。
「ロシアン・ルーレット」は、6月18日から全国公開。
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