村上ショ－ジ、トークショーのギャラは「2700円」と暴露

［映画.com ニュース］　吉本興業は、東京・新宿のルミネ the よしもとのオープン10周年を記念し、チャリティー企画を行うことを発表。同企画の第1弾「村上ショージ独演会」が5月9日、東京・新宿のルミネ the よしもとで開催された。お笑い芸人の村上ショージのほか、「笑い飯」の西田幸治と哲夫、「NON STYLE」の石田明と井上裕介に加え、三瓶、佐久間一行ら東日本大震災の被災地出身のお笑い芸人らが出席した。

同トークショーは、ホスト役の村上がゲストを招き、ネタを盛り込んだトークを展開。34回目にして、チャリティイベントとしての実施に踏み切った村上は「日ごろ何もしていないから少しでも役に立てれば。日本中に笑いを振りまいていきたい」と話した。また、同トークショーを今後“ノーギャラ”で開催すると明かし、「実は（ギャラは）2700円しかもらっていないから、ノーギャラでもいい」と会場の笑いを誘った。同トークショーの収益は、全額義援金として被災地に寄付される。

村上は被災地に向けて、「今はやることがたくさんあって、落ち着いて形になってきたとき、僕たちが行って活躍できることがたくさんあると思う。それまでは劇場から笑いを届けたい」と真摯（しんし）な表情を見せた。

また、ルミネ the よしもとは同トークショーのほかに、佐久間がデザインしたマスコットキャラクター「ルミにゃん」グッズの販売、10年間の歴史を振り返る写真の販売実施を発表。売上金の一部、もしくは全額は義援金として寄付される。

「村上ショージ独演会」は、「村上ジョージ独演会チャリティースペシャルバージョン」として、来年3月まで毎月1回開催される。