吉本芸人が47都道府県に“住みます!” 大物先輩もエール
2011年4月27日 15:37

[映画.com ニュース] 2012年に創業100周年を迎える吉本興業グループが、「100周年プロジェクト」の一環として立ち上げた「あなたの街に“住みます”プロジェクト」の発表会見が4月27日、東京・新宿の吉本興業東京本部で行われ、47都道府県に住む吉本芸人47組がお披露目された。今後、「地域社会とエンタテインメントの共創」をテーマに、4月に入社したエリア担当社員とともに、笑いを通して地域活性を目指す。
各県の“住みます”芸人47組と、約5000人の応募から選ばれたエリア担当社員47名が、地域の声に耳を傾けながら、二人三脚で地域を盛り上げる同プロジェクト。よしもとクリエイティブエージェンシーの岡本昭彦副社長は、「笑いと人々の力を合わせて、地域から新しいムーブメントを起こせれば。大きな災害が起こったなか、我々に何ができるのか。笑いを通して“心のインフラ”をつなげていきたい」と意気込みを語った。
会見には、西川きよしが応援に駆けつけ「皆さんにとっても大きなチャンス。吉本らしい笑いで、全国をつないでほしい。小さなことからコツコツと、頑張りや!」とエール。桂三枝、島田紳助、ダウンタウン、明石家さんまら大物芸人もVTRで応援コメントを寄せ、会見に出席した約120人の若手芸人たちは恐縮しきりだった。

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県、宮城県、福島県にも芸人が暮らすことになった。岩手担当の「アンダーエイジ」熊谷由輔は、「18歳まで岩手に住んでいた。震災後、今も連絡が取れない知り合いもいるし、自分に何かできないかと思い立候補した。やれることを探して頑張りたい」。福島に住む「ぺんぎんナッツ」のふたりも、「福島出身ではないが、笑いと笑顔を届けたいと思い、参加させていただいた。1日も早い復興を祈っているし、僕らもお役に立ちたい」と抱負を語った。
東京と大阪で5月13日に「引っ越しセレモニー」が行われ、“住みます”芸人たちの活動が本格始動する。
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