松平健、息子に「すっと手を差し伸べてあげたい」
2011年4月9日 14:42
原作は京極夏彦の「豆腐小僧双六道中ふりだし」(角川文庫刊)。人間と妖怪がともに暮らしていた江戸時代、豆腐を持つことだけが取り得の落ちこぼれ妖怪・豆富小僧(深田恭子)は、目付け役のダルマ(武田鉄矢)とまだ見ぬ母親を探す旅に出るが、長年の敵・タヌキにだまされ、現代の日本に迷い込んでしまう。松平は豆富小僧の父親で、いつも小僧を怒ってばかりの妖怪総大将「見越し入道」に扮する。
松平は、初のアフレコに「アニメの表情や動きに合わせるのが難しかったですね。こんなに怒鳴り声を上げることはないので、(役どころを)探りながら。でも大きな声を出して、スッキリしました」と述懐。現在は男手ひとつで4歳になる長男を育てており、「うちもときどき怒鳴ったり、しかったりしていますよ」。見越し入道と自分を重ね合わせ、「ときには自立のために突き放すのも大切。いざというときに、すっと手を差し伸べてあげたい」とわが子への思いを語った。
客席の子どもから「好きな食べ物はなんですか?」と質問された松平は、「おすしですね。好きなのは光りもの。きみは何が好きなの? から揚げか、うちの子も大好きです」とニッコリ。また、「豆富小僧の姿を通して、子どもの純粋さを感じた。そういう部分を大切にしてあげたい」と気持ちを新たにしていた。
「豆富小僧」は4月29日から全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【魂に効く珠玉の衝撃作】「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」――あなたならどうする?
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー