米映画館内のCM支出、前年対比13%アップ
2011年3月30日 13:03
[映画.com ニュース] 2010年の全米における映画館CMの収入が13%アップしたと、シネマ・アドバタイジング・カウンシルが報じた。
映画館CMは、かつてスライド上映による宣伝が主だったが、現在ではデジタル映写機の発達のおかげで動画がメインとなっている。10年に広告主が映画館CMに費やした広告料の総額は、6億5820万ドル。前年は5億8400万ドルだった。
広告費は8年連続で増加しており、景気回復に加えて広告主の間で映画館CMの重要性が認識された証拠と言える。シネマ・アドバタイジング・カウンシルのクリフ・マークス社長は、「映画館の主要観客層は10代の若者のため、この層をターゲットにした商材を持つ広告主が映画館CMに着目するようになった結果だ」と語っている。
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