永瀬正敏、子役にメロメロで「子どもはあきらめていない」

2011年2月23日 20:13


子役のけなげさにメロメロ
子役のけなげさにメロメロ

[映画.com ニュース] 漫画家・西原理恵子の代表作を実写映画化した「毎日かあさん」の大ヒット御礼舞台挨拶が2月23日、東京・新宿ピカデリーで行われ、永瀬正敏、子役の矢部光祐小西舞優小林聖太郎監督が登壇した。

同作は2月5日から全国公開され、23日時点で観客動員35万人を突破。永瀬の地元である宮崎・都城での上映も決定し、「マジっすか? 宮崎県は去年の口蹄疫や鳥インフルエンザ、そして今は霧島連山の新燃岳が噴火して、大変なことになっている。ぜひこの映画を見て、笑顔や優しさを持ち帰ってもらえれば。頑張ってほしいです」とエールをおくった。

この日は「ふみ(文)の日」にちなみ、矢部と小西が“おとしゃん”永瀬への手紙をサプライズで披露。矢部は撮影中の楽しい思い出を振り返りつつ、「会ったときはびっくりするくらいやせていて、すごいと思いました。でも心配でおんぶは我慢しました」と12キロの減量に挑んだ永瀬を気づかう場面も。小西は「酔っ払ってるときはこわかったよ。点滴やまつげを抜いたときは痛くなかった? 今はたくさんもらったぬいぐるみと一緒に寝ています。この家族になりたかったです」と泣かせる手紙で、会場を和ませた。

これには永瀬も、「いやあ、やられました。今日はおかしゃん(小泉今日子)がいないので、頑張らないといけないと思っていましたが……。宝物が増えましたね。このまま大きくならないでほしい」。さらに「ご存知の通り子どもはいませんが、まだあきらめていません。タイムリミットが迫っていてドキドキしていますが(笑)。ぜひ映画を見て、家族のことを思い出してもらえれば」と感慨深げにアピールしていた。

シリーズ累計発行部数170万部を突破する西原の人気漫画を映画化。西原家での実話エピソードをもとに、漫画家のサイバラ(小泉)、元戦場カメラマンの夫カモシダ(永瀬)、6歳の息子(矢部)と4歳の娘(小西)が織り成す日常を笑いと涙で描く。

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