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ベルリン銀熊賞「再会の食卓」 まさかのNGシーンも公開

2011年2月22日 11:07

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公開作品にまさかのNGシーン
公開作品にまさかのNGシーン

[映画.com ニュース] 2010年度ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した「再会の食卓」(ワン・チュエンアン監督)で、NGシーンが公開されていることが明らかになった。

本作でワン監督は食卓のシーンに重きを置き、すべて3分ほどの長回しで定点撮影。3人の老人の人間模様や喜怒哀楽が大きな見どころとなっている。NGシーンはそんな食卓シーンのひとつで、上海で暮らすユィアーが、生き別れになった夫のイエンションを、40年ぶりに台湾から迎える場面に含まれている。

日本で言うところの町内会長役の俳優が、乾杯の音頭を取る際に「家族への乾杯」と言うせりふを間違えて「世界中の恋人が……」と言ってしまう。言った本人も思わず笑い、キャストたちも心配そうに「まだ続けるの?」とカメラの方を思わず見つめてしまうのだ。公開作品内にNGシーンがあるとはなかなか考えられないが、長回し撮影と平均年齢75歳の俳優たちの自然な演技ゆえに採用になった模様だ。

本作は、上海で暮らすユィアーが、生き別れた夫イエンションが40数年ぶりに台湾から帰るとの知らせを受ける。すでに再婚して新しい家族を築いていたユイアーは、戸惑いながらも元夫を食事に招いて精一杯のもてなしをするが、彼から台湾で一緒に暮らそうと誘われてしまう。中国と台湾の複雑な関係を背景にしながらも、食卓を舞台に、家族のあり方、家族での語り合いの重要さを描いた。

再会の食卓」は全国で公開中。


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