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斉藤由貴、20代の自分の歌声に照れ笑い

2011年2月17日 21:27

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20代の頃の楽曲「Angel Kiss」に照れる斉藤
20代の頃の楽曲「Angel Kiss」に照れる斉藤

[映画.com ニュース] 映画「世界のどこにでもある、場所」の試写会が2月18日、都内で開催され、メガホンをとった大森一樹監督と音楽を担当したムーンライダーズのかしぶち哲郎、スペシャルゲストの女優・斉藤由貴がトークショーに出席。大森監督との久々の再会とあって、斉藤から過去の撮影エピソードが明かされるなど、大きな盛り上がりを見せた。

映画は地方の寂れたテーマパークを舞台に、神経科の患者に詐欺の容疑者、警察など、それぞれに問題を抱える人々が繰り広げる群像劇。医師免許を持つ大森監督が、現代日本に潜む「心の病」の問題を鮮やかに描き出す。

大森、斉藤、かしぶちは、80年代後半に立て続けに公開された「恋する女たち」「トットチャンネル」、テレビドラマ「女優時代」などで一緒に仕事をしてきたが、こうして公式に3人がそろうのは87年公開の「「さよなら」の女たち」以来、24年ぶりとなる。

大森が「出てもいない映画のためにわざわざお越しいただいて恐縮です」と笑顔で迎えると、斉藤は「今回の映画に呼んでいただけなくて残念です」といたずらっぽい笑みを浮かべた。

斉藤は、大森監督の現場で最も印象に残っていることとして、「恋する女たち」の金沢でのロケを挙げた。「早朝のロケで、車の中で待機していたら監督がやって来て、台本を見ながら『“早朝”って台本に書いただけで、こんな早起きせなあかんのか』っておっしゃって。自分が書いたんだろ! と思いました(笑)。そのとき、映画監督という仕事は、台本に書いたひと言ですべてのスタッフを動かせる存在なんだな、と強く感じました」と明かした。

一方、大森監督は「カメラの横で芝居を見てたら、カット掛けた後に由貴ちゃんが近づいてきて『カメラの横で私と同じ顔をしないでください』と言われたことがあった。監督というのは、見てるうちに役者と同じ顔をしてるものなんだって初めて知りました」と苦笑交じりに語った。このやりとりは斉藤も覚えていたようで、「私とまったく同じタイミングで表情が変わるから、うっとうしくて仕方ないんです!」と話し、場内の笑いを誘った。

また斉藤は、かしぶちの音楽について「疾走感と柔らかさと温かさと軽妙さが一緒になっていて、大森監督のテイストにぴったり合うんです」と絶賛。そして突然、「トットチャンネル」の劇中で使われた斉藤の楽曲「Angel Kiss」が響きわたり、斉藤は「懐かしい! 自分が歌ったという記憶がないんですが私の声ですね」と述懐。アイドル然とした自らの歌声について、「若いころは自然とああいう声が出てたんです。いまは落ち着きましたね」と語った。

世界のどこにでもある、場所」は、2月26日から公開。

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