山田孝之、1人3役挑戦でカメレオン俳優の本領発揮
2011年2月15日 07:00
[映画.com ニュース] 俳優の山田孝之が、映画「ミロクローゼ」で1人3役に挑んでいることがわかった。パフォーマンスグループ「キュピキュピ」を主宰し、「カラー・オブ・ライフ」のメガホンをとった石橋義正監督の新作で、3月に開催される第35回香港国際映画祭の「I SEE IT MY WAY」部門への正式招待が決定している。
米ハリウッド・レポーター誌が発表した「世界の注目俳優10人」に、日本人としてただひとり選ばれた山田の新作が、香港へ渡る。それに先駆け、美術界からの熱烈オファーに応える形で、2月18、27日の2日間のみアートの祭典「恵比寿映像祭」でジャパンプレミアを行うことも決まった。
山田が今作で演じるのは、金髪おかっぱ頭の外国人、浪人、愛の伝道師の3役。男はある日、理想の女性と出会い恋に落ちるが、幸せな日々は長く続かず、女は突然去っていく。男はその幻影を追い求め時空を越えてさすらい、波乱万丈の冒険を繰り広げるという3部構成のラブファンタジー。カメレオン俳優の異名をもつだけに、本領発揮といえる。
マネキンを使った異色ドラマ「オー!マイキー」で一世を風びした石橋監督は、“人を好きになる”ことが今作のテーマだといい「人は皆、5次元世界を生きているかもしれないと考えています。この世界に生きる自分と、同時に他の世界に生きる自分。輪廻転生ではなく、すでに今この世界に同時進行しているということです。この映画では、このふたつの考えを軸に、新しい映画の見方を提案したい」とコメントを寄せた。
「ミロクローゼ」は、2011年に公開予定。
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