コミコンのチケット、たった7時間で完売
2011年2月10日 16:56
[映画.com ニュース] 2月5日に発売開始となった「コミコン」の入場チケットが、わずか7時間で完売したことが明らかになった。
毎年7月に米サンディエゴで行われるコミコンといえば、いまやハリウッド映画の見本市となっており、会場のコンベンションセンターにスターが大挙して訪れ、新作映画のプロモーションを行うことで知られている。もともとはコミックやSFファンのための小さな展示会だったが、対象を映画やゲーム、アニメなどに拡大するに従って動員数が増大した経緯がある。
2009年にはチケットの完売までに半年間かかったのに対し、昨年は2カ月。そして、今年はなんとたった7時間で完売してしまった。オンラインのチケット販売を行ったTicketLeapによれば、予想を大幅に超えるトラフィックがあったため、チケットが購入できないなどの不具合が生じたそうで、ピーク時には1分間に約40万回ものページリクエストがあったという。
コミコンに関しては、5年ほど前からキャパシティの問題が取り沙汰されており、他の都市への移転も検討されたものの、結局立ち消えになったという経緯がある。