米新ドラマ過激な内容にCMクライアント続々撤退
2011年1月26日 11:18

[映画.com ニュース] 米ケーブル局MTVで1月17日にスタートした、新ドラマ「スキンズ(原題)」の内容が過激すぎるとして、第2話のオンエアを前にCMクライアントが続々と広告出稿を取りやめている。
同名の英人気テレビシリーズをオリジナルとする同作は、セックスやドラッグの問題に直面するアメリカのティーンの生活を描いている。しかし作品内の描写や、ティーンの視聴者からオンラインで実話を募るなどのキャンペーンを展開。これに対し、親たちのTV審議会(Parents Television Council:PTC)はスタート前から警告を発し、「ティーンにとって、いまだかつて最も危険な番組」だと非難していた。
第1話の放送後にPTCは、司法省と上下両院の司法委員会に調査を要請。同番組が児童ポルノ禁止法に抵触している疑いも浮上した。これを受け、MTVサイドは制作陣に24日の第2話から内容をトーンダウンするよう命じたが、そのオンエアを前に、ファスト・フードチェーンのタコ・ベルをはじめ、金融サービス会社H&Rブロック、ゼネラルモータース、サンドウィッチチェーンのサブウェイなどCMクライアントが「番組内容がブランドイメージにそぐわない」として、次々と同番組への広告出稿停止を発表。異例の事態に米テレビ界は騒然としている。
15歳前後の登場人物が、肌を大きく露出しドラッグやアルコールにまみれたパーティに興じる様子などを描いてPTCの怒りを買った第1話だが、皮肉にも330万人もの視聴者を記録。同局の新ドラマの中で最高のスタートを切っている。
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