新「スパイダーマン」がLAの映画産業を活性化
2010年12月24日 11:27

[映画.com ニュース] ハリウッド映画の製作が米国内の他州や他国に続々と流出するなか、ロサンゼルスの映画関係者にとって「スパイダーマン リブート(原題)」が救いになっていると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
最近ハリウッドのメジャースタジオは大作を製作する際、税優遇措置や為替差益を理由に、ロサンゼルス以外をロケ場所に選ぶことが多い。マーベルはアメコミの実写化「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(原題)」を英ロンドンで撮影しており、人気シリーズ第4弾となる「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル(原題)」は、ドバイ、チェコ、カナダで撮影している。
リーマンショック以降、各スタジオが製作本数を削減するなか、ロサンゼルスからの流出は映画製作にかかわる人たちにとって死活問題だ。主要キャストや主要クルーは、ロケ先まで移動することができるが、エキストラや機材のレンタル、トラックの運転手などのスタッフは、現地採用となってしまう。
そんななか、ソニー・ピクチャーズは「スパイダーマン リブート」の撮影をロサンゼルスで開始した。税優遇措置のある他州ではなく、あえてロサンゼルスを選んだのは、カルバー・シティにあるソニー・スタジオ内で主に撮影を行うため。超大作をスケジュール通りに製作するためには、完全にコントロールできる環境が望ましく、自社スタジオで撮影を行うことでVFXチームとの連携が取れることも大きなメリットだという。
「スパイダーマン リブート」は2週間前にクランクインしており、セットの建設スタッフなど1000人ほどの雇用を生み出している。なお、撮影は90日間の予定。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ