黒沢かずこ、自作の主題歌は「広瀬香美とドリカム合わせた感じ」
2010年10月10日 01:43
[映画.com ニュース] 第2回沖縄国際映画祭の長編プログラム「Laugh部門」でグランプリ&審査員特別賞をダブル受賞した「クロサワ映画」が、全国15劇場で拡大公開されることになり10月9日、主演を務めた「森三中」の黒沢かずこと共演の椿鬼奴が東京・新宿バルト9でウエディングドレス姿を披露した。
女性お笑いトリオ「森三中」のなかで、唯一の未婚者である黒沢(本人役)にイケメン俳優(渋江譲二)との恋のチャンスがめぐってくるが、やがて「恋を取るか、芸を取るか」という女芸人ならではの葛藤(かっとう)にぶち当たる。フジテレビのバラエティチームと吉本興業のタッグを組んで製作した意欲作。
黒沢は、ウエディングドレスにご満悦の表情で「無理やりにでも面白かったと友だちに伝えてください」とアピール。自身が作詞作曲を手がけ、「森三中」の大島美幸が歌う映画主題歌「いいオンナには運がある?」について「恋に無縁だった女の子が恋したらこんな風になる、と考えながら作った。実は広瀬香美さんとドリカムを合わせた感じ。神様って言葉が2回も出てくるし」とネタばらし。渋江とのキスシーンは5テイクまでOKだったといい「5回フルに使いましたよ。結局、使われたのは最初のキスでしたけど」と笑顔を見せた。
一方、椿は「今日はお母さんが見に来ている。さっきこの姿を見せたら、苦笑いしていましたけど」。また、大ファンだというジョン・ボン・ジョビの楽曲を熱唱するひと幕もあった。白いタクシード姿で登壇した「品川庄司」の庄司智春は、「本当に面白い作品。僕自身、やっていることはテレビと同じですけど。これを機に映画の話がくれば」と俳優業への転身に意欲満々。しかし現在、妻の藤本美貴は実母とハワイ旅行中だといい、悲しそうな表情を浮かべていた。