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相武紗季、板東英二の“乱入”を大爆笑で歓迎

2010年8月21日 16:13

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“ネック・マシーン”みんなで入れば怖くない
“ネック・マシーン”みんなで入れば怖くない

[映画.com ニュース] 舞城王太郎の原案を映画化した「NECK ネック」が8月21日、全国46スクリーンで公開され、主演の相武紗季、溝端淳平栗山千明平岡祐太白川士監督が東京・シネマサンシャイン池袋で舞台挨拶を行った。

人間の恐怖心を実体化させるナゾの木箱“ネック・マシーン”を使い、本物のお化けを生み出そうとする大学院生の杉奈(相武)と、その実験台にさせられた大学生の友和(溝端)の恋模様を描いた青春ホラー。相武は、「皆さんの感想を聞きたくて、ウズウズしています」とニッコリ。溝端は「元気になれる、夏にピッタリの映画だったと思います」と胸を張った。

そこに出演者の板東英二が、劇中に登場するお化けの“ゆかりちゃん”に変装し舞台挨拶に乱入。最初は恐怖で顔を引きつらせた相武も、その正体が板東だとわかると大爆笑で迎え入れた。板東は「冷房もトレイもない地下3階に隠れていた。どんだけ暑かったか……。僕なんてこれから(東京)ドームで巨人対阪神戦の解説ですよ」と嘆き節。それでも、「劇場の方がゆで卵を5個差し入れしてくれた」とご満悦の表情だった。

相武らは、映画にちなみ「胸キュンした夏の思い出」を披露。相武は小学校のとき、海でおぼれそうになったところを日光浴中の祖父に助けられたといい「ふんどし姿のおじいちゃんに胸キュンした」。溝端は、出身校の野球部が県大会の決勝で敗れ、甲子園に行けなかったそうで「野球部のみんなが抱き合って、泣いている姿に胸キュンした」と振り返った。栗山が「この前、母親と一緒に茅ヶ崎に花火を見に行った。花火に大喜びする母親がすごくかわいかった」と語ると、板東は「ええ話じゃないですか」と絶賛。最終的に、板東は相武のエピソードを「ベスト胸キュン」に選び、相武にゆで卵型のオブジェをプレゼントした。

相武は「感無量です」とゆで卵を高々と掲げながら、「見た後、あれこれ難しく考える映画じゃない。見ながら体感してもらえれば大成功だと思うので、周りの人たちにぜひ『体感して』と伝えてほしい」とアピールした。


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