安井紀絵＆佐久間麻由、「名前のない女たち」で体当たりヘアヌード

［映画.com ニュース］　企画AV女優たちの苦悩を描く映画「名前のない女たち」に主演の安井紀絵と佐久間麻由が、劇中でヘアヌードを披露していることが分かった。

安井は、映画初主演の新人ながら、メガホンをとる佐藤寿保監督の目に留まり主人公の純子＝ルル役に大抜てきされた。「エクステ」（園子温監督）や「真木栗ノ穴」（深川栄洋監督）などに出演するなど経験を積んできた佐久間は、綾乃役。昨年、「週刊プレイボーイ」（集英社刊）紙上で8ページにわたるヌードを発表し、大きな話題を呼んだ。

安井と佐久間は、体当たりでの演技はもちろん、2人だけのシーンで大胆なヘアヌードをさらしている。安井は、撮影を「ルルはすごくやりがいのある役でしたが、なかなか思い通りに演じられず撮影中は悔しくて何度も泣かされました。監督をはじめ、共演者やスタッフのかたがたの思いやりに支えられて演じきることができた」と振り返る。

一方の佐久間は、「初主演とか、そうじゃないとか、少しの経験とか、そういうのは何の助けにも救いにもならず、常に不安定で真っ暗で、手探りでしかできなかった。けれど、良いものにしたいという、ただそれだけの思いと勇気が大きな力になって、映画づくりを初めてちゃんと楽しめたように思います」とコメントを寄せた。

なお、公開初日となる9月4日には、東京・新宿K's cinemaとテアトル新宿で舞台挨拶を敢行。K's cinemaでは、AV女優役を演じた安井、佐久間、木口亜矢の3人と、事務所社長役に扮した鳥肌実が顔をそろえる（テアトル新宿では木口が欠席）。