“韓国時代劇の新女王”ハン・ヘジン、W杯日韓両国にエール
2010年6月15日 20:37
[映画.com ニュース] 韓国の人気ドラマ「済衆院 チェジュンウォン」に主演のハン・ヘジンが来日し6月15日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた試写会で舞台挨拶に立った。
同作は、19世紀後半に韓国で初めて開業した西洋式病院「済衆院」を舞台に、若き医師たちの人間関係を描く医療歴史劇。
ハンは、韓国ドラマ史上最高視聴率を記録した「朱蒙」でブレイク。「宮廷女官チャングムの誓い」のイ・ヨンエに続く「韓国時代劇の新女王」として注目を集めている。公式来日は、「朱蒙」のプロモーション以来3年ぶり2度目。
厳しい身分制度が崩壊する時期に、後に韓国初の女医となるヒロインのユ・ソンナンを演じ「当時の女性は夢を持つこともできなかった。そのことは残念に思うけど、当時の女性たちができなかったことを演じながら、あの時代の女性たちを慰めることができればと思った。私は今の時代に生まれて良かった」と真摯(しんし)な面持ち。さらに、「医学の道に突き進む若者たちの情熱や、西洋の文物が入ってきた時代に人々がどう混乱し、何が起こったかを見てほしい」とPRした。
撮影時のエピソードや美容の秘けつについてトークを繰り広げたハン。話題は南アフリカで開催中のサッカーのワールドカップについても及び「韓国では代表の試合の時間は全てが停止してしまうほど熱中します。私も(6月12日の)韓国戦は友人と見ていました」とニッコリ。14日の日本対カメルーン戦も滞在先のホテルで観戦したそうで、「日本も韓国も決勝トーナメントに進めればいいなと思います。木曜日に帰国しますが、その日にまた韓国戦があるので、熱狂的に応援すると思います」と両国にエールを送った。
「済衆院 チェジュンウォン」は8月4日からDVDレンタル開始。コレクターズボックスは9月8日より発売。