“エロ男爵”沢村一樹が監督デビュー アダルト路線を封印
2010年6月10日 17:29
[映画.com ニュース] 米アカデミー賞が公認するアジア最大級の国際短編映画祭で、今年12回目を迎える「ショートショート フィルムフェスティバル 2010」のオープニングイベントが6月10日、都内で行われ、本年度の特別賞を受賞した俳優の沢村一樹と、話題賞を受賞した女優のク・ヘソンが登壇した。
沢村は、成海璃子主演の青春ドラマ「パシュっとな!」で念願の初メガホン。同映画祭の「NEO JAPANプログラム(日本人監督奨励プログラム)」に特別招待された。“エロ男爵”の異名をもつ沢村だが、「皆さんが期待されているような、そっち系の作品ではない。最終的にはラブストーリーになった」とアピール。そして、「皆さんが僕の言う通りに動いてくれるのがすごく楽しかった。次はアクションに挑戦したい」と早くも次回作に意欲を燃やした。
韓国版「花より男子」のヒロイン、クム・ジャンディを演じ、日本でも人気のヘソンは、安楽死をテーマにした短編映画「愉快なお手伝い」で初監督を務め、話題賞を受賞。「撮影中はとても楽しい時間を過ごすことができました。スタッフと何度も話し合いを重ね、安楽死を通して、人間の矛盾を描きたかった」と話した。また、プレゼンターとして、日本版「花より男子」に出演の阿部力が登場すると、「とてもハンサム。日本版のファンでしたし、直接お会いできて光栄です」と笑顔を見せた。
この日は、同映画祭と交流をもつ韓国のアシアナ国際短編映画祭の実行委員長を務める韓国映画界の名優アン・ソンギも会場に駆けつけ、「日韓お互いが短編映画を通して、映画の未来に寄与できれば。私たちもショートショート フィルムフェスティバルの後を追い、成長した」と挨拶した。
「ショートショート フィルムフェスティバル 2010」は6月10~13日が表参道ヒルズスペースオー、同16~20日がラフォーレミュージアム原宿で開催される。
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