長澤奈央、デビュー10年目に国際映画祭で主演女優賞を戴冠
2010年5月10日 05:50

[映画.com ニュース] タレントで女優の長澤奈央がマートルビーチ国際映画祭で主演女優賞を受賞した「ホテルチェルシー」の初日舞台挨拶が5月8日、東京・渋谷シアター TSUTAYAで行われ、長澤をはじめ共演の鈴木砂羽、アンソニー・ローレン、ヒロ・マスダが出席した。
リュック・ベッソン監督の「LEON」にも登場したニューヨーク有数のランドマーク、チェルシーホテルを舞台に、新婚旅行中に夫が惨殺される悲劇に見舞われたヒロイン恵美(長澤)が遭遇する恐怖体験を描く。
撮影は昨年1月に行われ、長澤は「やっと皆さんに見てもらえてとてもうれしい。英語の勉強などチャレンジすることも多かったが、ひとつひとつ丁寧に演じたつもりです」と振り返った。今回の受賞について、「最初は事務所のスタッフにだまされていると思って(笑)、あまり実感がなかった」と謙そん。それでも、「デビュー10周年を迎えた昨年、こんなに素晴らしい作品に出合えたことはとても大きい。役者として新しいスタートラインに立てたと思う」と胸を張った。
一方、事件のカギを握る日本人画家を演じた鈴木は、ニューヨークでの3泊5日の弾丸スケジュールを「初めてのニューヨークでウキウキだったが、時差ボケのまま撮影に突入した後は怒とうのスケジュール(笑)」。また、殺される夫役でプロデュースと脚本を手がけたマスダは「インディペンデント映画が厳しい状況の中で、こうした素晴らしいキャスト、スタッフがそろって映画が完成できて幸せ」と感無量の面持ちだった。
同作は、マートルビーチ国際映画祭をはじめ、レーダーハンブルグ国際映画祭、クイーンズ国際映画祭に公式出品され、今年8月にはロードアイランド国際映画祭にも出展が決まっている。日本では5月14日まで東京・渋谷シアター TSUTAYAでレイト上映。7月16日にDVDが発売される。
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