海外ドラマ初出演・竹内結子、英語セリフで「ブドウ糖使っている」
2010年4月20日 20:22
[映画.com ニュース] 海外ドラマ専門チャンネルAXNが日本独占放送する「LOSTファイナルシーズン」&「フラッシュフォワード」のダブルジャパンプレミアが4月20日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、「フラッシュフォワード」に出演する竹内結子と、共演のザカリー・ナイトンが舞台挨拶に立った。
同作は、一斉に2分17秒間ブラックアウト(意識喪失)した人類70億人が、その間に目撃した“半年後の自分の未来”をもとに行動するという壮大なミステリー。竹内はロボット工学を専門とする日本人研究者を演じ、ナイトンは末期ガンの外科インターン役。2人は半年後の未来で、あるかかわりをもつという設定だ。
海外ドラマに初出演した竹内は、「スケールの大きな作品の、いちエピソードを担うキャラクターを演じることになり大変光栄」。当初はドッキリだと真剣に思い込み、渡米しての撮影を経ても「まだ現実の出来事とは捉えられなかった。自分が出演するシーン以外の台本は渡されなかったし……」と信じられない様子で、実際のテレビ放送を見て初めて「本当に出ている」と実感したそうだ。英語のセリフにもチャレンジし、「もう必死で、必死で、相当ブドウ糖を使っている」と笑顔で語ったほか、今後の海外進出については「ご縁があれば」と前向きだった。
一方のナイトンは「コンニチハ、ハジメマシテ」と日本語で挨拶し、「ミステリー、サスペンス、SF、ヒューマンドラマといろんな要素が詰まった作品。人間が自分の運命を知ってしまったら、どうなるかという問題提起もしている」とアピール。共演した竹内については、「最初は言葉のかべもあったが、共演しながらどんどん仲良くなった。日本からハリウッドにやってくるなんてとても勇敢だと思う」と称賛の嵐。イベント中には、本邦初公開となる2人の意味深な共演シーンが上映され、ナイトンが竹内に「この先どうなるか、みんなには内緒だよ」と耳打ちする場面もあった。
「フラッシュフォワード」は海外ドラマ専門チャンネルAXNで7月25日より、日本独占初放送開始。それに先立ち5月22日には第1話のプレミア放送も行われる。