人気漫画「ポパイ」が3Dアニメ映画に!
2010年3月24日 11:30
[映画.com ニュース] ほうれん草を食べると超人的パワーを発揮する水兵のポパイをCGIで描く、3Dアニメ映画「ポパイ」の企画が進行中であることが分かった。ソニー・ピクチャーズが製作、マーベルスタジオCEOのアビ・アラドがプロデュースを手がける。
ポパイは1929年、ニューヨーク・ジャーナル紙で10年前から連載されていたエルジー・クリスラー・シーガーの漫画「シンプル・シアター」に初登場し、またたく間に読者の人気を集めた。同作は、1970年代に彼を主人公とした「ポパイ」に改題された。
英エンパイア誌によると、映画のストーリー詳細は明かされていないが、ポパイと恋人オリーブ、恋敵のブルート、養子のスイーピーを中心に、友情や恋愛、人間の強さや脆さを描く物語になると見られている。大の「ポパイ」ファンとして知られるマイク・ジョーンズが、監督と脚色を務める方向で交渉中のようだ。
「ポパイ」は、1930年~1950年代にかけてアニメ作家のフライシャー兄弟による短編アニメ映画が公開されたほか、TVやラジオでも放送され、1980年にはロバート・アルトマン監督、ロビン・ウィリアムズ主演の実写映画も製作されている。