吉田栄作、メジャーリーガー式“プリッとしたお尻”に難儀
2010年2月28日 20:30

[映画.com ニュース] リトルリーグ誕生70周年を記念して製作された「僕たちのプレイボール」(三村順一監督)の完成披露試写会が2月28日、東京・中野サンプラザホールで行なわれ、主演の小原裕貴、吉田栄作、羽田美智子、沢木ルカ、リトルリーガーを演じた子役たちが出席した。
本作は、アメリカのリトルリーグでプレイしていた少年・球児(小原)が、メジャーリーガーの父・恒雄(吉田)が肩を壊し、マイナーリーグへ降格したことで母とともに日本へ帰国し、チームメイトと力を合わせてリトルリーグ世界大会を目指す姿を描く。
吉田は、妻子帰国後もアメリカに残って孤軍奮闘する恒雄を演じているが「お客さんの中には、リトルリーグに入ってる人もたくさんいると思います。日本一を目指すことはたやすいことではないかもしれないけど、ぜひ夢を追いかけてもらいたい」と熱烈エール。恒雄の妻を演じた羽田も、「高校時代、ソフトボール部だったので野球は大好き。今、オリンピックで盛り上がっていますが、夢に向かって一生懸命生きる人はみんなヒーローだと思います」と笑みを浮かべた。
また、吉田は役づくりについて「野球選手ってお尻がプリッとしている。僕はバスケットボール仕様のお尻だったので、野球仕様にするため、全編にわたりお尻に綿を入れていました」と裏話を披露。羽田も、「野球選手の奥さんというと、聡明で頭の回転が早く、瞬時にいろんなことを察知し、そして料理が上手というイメージ。料理のシーンはうまく見えるように頑張りました(笑)」とともに“イメージ重視”だった様子だ。

同作は、元メジャーリーガーの新庄剛志氏がエグゼクティブプロデューサーを務めたことも話題に。吉田は、「新庄さんからは、ピッチングフォームなどをみっちり教わりました。その場で知り合いのピッチャーに電話してくれたり、アメリカや日本の選手の映像を見ながら『この投げ方が好き』などと研究したり……。ちなみに、新庄さんもお尻には気を使っているそうですよ(笑)」とちゃっかり暴露。一方、子役たちは「新庄さんから“ダルビッシュ2世”というニックネームを付けていただいたことは幸せ」(小原)、「選手の考え方など細かいところまで教えていただいたおかげで、野球が早く身につきました」(沢木)と感謝していた。
肝心の新庄は、この日“お腹が痛くて欠席”とアナウンスされていたが、サプライズで客席最後列から挨拶。壇上には上がらなかったものの、「映画、すごく良かった!」とキャスト陣を称えていた。
「僕たちのプレイボール」はゴーシネマ配給で、5月から公開。
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