来年のNHK大河主演は上野樹里に のだめ卒業し「日本女性に」
2010年2月18日 11:30

[映画.com ニュース] 来年のNHK大河ドラマ「江/姫たちの戦国」の主役・江(ごう)役は、女優の上野樹里に決定した。2月17日に正式発表された。上野は、大河と時代劇ともに初出演。発表会見で上野は、「(ドラマ・映画の)『のだめ(カンタービレ)』は猫背(な役)だったので、今回はしゅっと澄ました日本女性でいきたい」と笑顔で意気込んだ。
大河ドラマ第50作にあたる「江/姫たちの戦国」は、織田信長の妹・お市と浅井長政との間に生まれた日本史上最も有名な3人姉妹の末っ子・江が、幾度となく結婚を余儀なくされながらも、徳川第2代将軍・秀忠の正室となり、江戸城に大奥をつくりあげるまでの一生を描く。2008年の大河「篤姫」の脚本家・田渕久美子さんが、原作・脚本を手がけるオリジナル作品。
上野の起用について、制作統括の屋敷陽太郎氏は「企画を思いついたときから、上野さんしかいないと思っていた」と明かし、「上野さんの芝居は見ていて目が離せなくなる。オリンピック級、世界に通じる演技力だと思う」と絶賛。今年の大河「龍馬伝」の主演・福山雅治からは、「気持のいいバトンタッチができるように、より良い作品にしていきますので、お互いに頑張りましょう」とメッセージが届いた。
原作を読み始めているという上野は「『のだめ』を消化して、大河に目を向けるようになってきたところ。今のところはマイペースで。あせってもすぐ息切れしそうだから」と緊張感の中にもリラックスした表情。また自分自身が、江と同様に3人姉妹の末っ子だと笑顔で話しながら、江と自分を比較して「原作を読んでいると、ありのまま見たままをズバッと言葉にしてしまうところ、気の強さは少し似ているかな」とはにかんでいた。
「江/姫たちの戦国」は、来年1月よりNHK総合ほかでスタート。今年8月にクランクイン予定。(映画.com×文化通信.com)
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