「パリより愛をこめて」ジョン・トラボルタの強烈スキンヘッド!
2010年2月12日 20:29

[映画.com ニュース] 昨年「96時間」が全米スマッシュヒットを記録した監督ピエール・モレル、製作リュック・ベッソンのコンビが送る最新作「パリより愛をこめて(仮題)」(原題「From Paris with Love」)の場面写真が公開された。主演のジョン・トラボルタが見事なスキンヘッドを披露、見る者の目を引く1枚だ。
同作は、地味な諜報活動に従事してきた駐仏アメリカ大使館員リース(ジョナサン・リース=マイヤーズ)と、CIAの異端児諜報員ワックス(トラボルタ)がコンビを組み、来仏するアメリカ要人の暗殺計画を阻止するためにパリを奔走する姿を描くアクション。トラボルタが扮するワックスは、着実に事件を解決していくキレ者だが、口が悪くてケンカっ早く、すぐに手が出るタイプで、組織のなかでも異端児扱いされているCIA捜査官だ。その特徴を表すかのように、スキンヘッドに濃い口ひげという強烈な姿をさらしているトラボルタが強烈なインパクトを残す。ちなみにこのスキンヘッドは、トラボルタが自身の頭髪をすべて剃り上げて作り出した“本物”だ。

また、そんな同作のプレミアが2月12日、物語の舞台となるパリで華やかに行われた。シャンゼリゼ通りにレッドカーペットが敷かれ、主演のトラボルタ、リース=マイヤーズ、共演でポーランド出身のスーパーモデルとして知られるカシア・スムトゥニアク、モレル監督、ベッソンなど主要キャスト、スタッフが集結。気温が氷点下となる極寒のなか、トラボルタは愛妻ケリー・プレストンを伴って姿を現し、「今日はとても素晴らしいパリでの1日を過ごしているよ。パリで最初のプレミアということでみんながエキサイトしてる」とご機嫌。映画についても「すべてのスタントをこの年齢で自分でやるというのがチャレンジだったが、僕はそれをやり遂げた。リュックとピエールが、僕にはそれが出来ると確信してくれたからね。僕はとてもエキサイティングに思ったし、うれしかったよ」と満足気にコメント。「日本の皆さんのことが僕はとても好きです。この作品をとても気に入ってくれると思う。近いうちに日本でお会いしましょう!」と、来日を期待させる発言も飛び出した。
「パリより愛をこめて(仮題)」はワーナー・ブラザース映画の配給で5月15日より全国公開。
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