小出＆遣都が再び“箱根路”へ　「風が強く吹いている」記念上映決定

(C)2009「風が強く吹いている」製作委員会

［映画.com ニュース］　小出恵介と林遣都のダブル主演作「風が強く吹いている」が、2010年1月2日から8日までの1週間にわたり、東京・新宿ピカデリーほかで特別上映されることになった。

同作は、直木賞作家・三浦しをんの人気小説を実写映画化したもので、2人の天才ランナーを軸に弱小大学陸上部の素人集団が箱根駅伝出場を目指す姿を描く。小出が“座長”として共演陣を引っ張り、林も「僕の代表作になった」と胸を張った意欲作。10月31日に公開されてから、女性ファンだけでなく駅伝ファンの高齢者層も動員する特異な興行を展開している。

今回の特別上映は、正月の国民的イベントともいえる第86回東京箱根間往復駅伝競走（箱根駅伝）の開催を記念したもの。新宿ピカデリーのほか、本戦の舞台となる神奈川では横浜のMOVIX本牧、ワーナーマイカル港北ニュータウン、小田原コロナワールドで上映され、立川シネマシティも合わせた5館で観賞することができる。

第31回ヨコハマ映画祭では、初メガホンとなった大森寿美男監督が新人監督賞、スタッフ・キャスト一同が審査員特別賞を受賞した同作は、2010年4月9日にDVD＆ブルーレイの発売も決定した。