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「ハリポタ」テーマにしたハロウィンパーティは著作権侵害 ワーナーが警告

2009年10月29日 12:00

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「ハリポタ」は著作権に神経過敏?
「ハリポタ」は著作権に神経過敏?
(C)2008 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R.

[映画.com ニュース] 英ロンドン在住の「ハリー・ポッター」ファンの女性が、同シリーズをテーマにしたハロウィンパーティを企画したところ、映画の権利を所有するワーナー・ブラザースから「著作権侵害にあたる」と警告文を受け取ったことが分かった。

英イブニング・スタンダード紙によれば、レストランを経営するシングルマザーのこの女性は、「ハリー・ポッター」に登場するバタービールやカエル型チョコレート、パンプキンパイなどをふるまうハロウィンパーティを計画。しかし、ワーナーから警告を受けたことで、パーティは「魔法使いのハロウィンナイト」といった一般的な呼称に変更を余儀なくされたという。

女性は「お金を払って参加してもらう夕食会で、私は料理を作ってホスト役を務めるの。食事の準備に4日間もかかるけれど、これで大もうけするわけではないわ。パーティはファンが楽しむためのもので一度限り。別に私が『ハリー・ポッター』レストランを開業するわけではないのよ」と表情を曇らせている。

「著作権を守ることは大切だとは思うけれど、『ハリー・ポッター』はとても有名だし、もはやカルチャーの一部よ。私の15歳の娘も夢中なの」と語る彼女は、シングルマザーで生活保護を受けながら同作を執筆し、大成功を収めた原作者のJ・K・ローリングを尊敬していることも明かした。

彼女のパーティは数カ月前からすでに予約が埋まっており、「イベントの名前は変えたけれど、メニュー名も変えるべきなのかしら?」と、直前に届いたワーナーからの通達に頭を悩ませているようだ。

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