ブラッド・ピットとナタリー・ポートマンが、ロマコメで初共演

原作は、ニューヨークタイムズ紙コラム欄のアートディレクターでイラストレーターのリアンヌ・シャプトンによる「Important Artifacts and Personal Property From the Collection of Lenore Doolan and Harold Morris, Including Books, Street Fashion and Jewelry（レノア・ドゥーランとハロルド・モリスのコレクションより、本、ストリートファッションおよびジュエリーを含む重要な工芸品と個人所有物、の意）」。今年2月3日に出版されたばかりの本で、パラマウント・ピクチャーズが今週、争奪戦の末に映画化権を獲得したもの。

ピットの製作会社プランBと、ポートマンの製作会社ハンサムチャーリーが共同でプロデュースを手がけることになるが、もともと原作を気に入ったポートマンの方から持ち込んだ企画だという。

本の内容だが、小説というよりは、サザビー風オークションハウスのカタログの体裁をとった一種のビジュアルブックになっている。そこに掲載された325点の品々の写真から、ハロルド・モリス（40代のフォトグラファー）と、レノア・ドゥーラン（20代のニューヨークタイムズ紙フードコラムニスト）という架空のカップルの4年間にわたる関係が浮き彫りにされるという、洒落たビジュアル恋愛小説といった趣きのよう。

監督、脚本などは未定だが、ハロルド役にピット、レノア役にポートマンで今後企画が進められることになりそうだ。