溝端淳平が衝撃のケータイ小説にショック!「赤い糸」舞台挨拶
2008年12月8日 12:00
[映画.com ニュース] 中高生の圧倒的な支持を集めるケータイ小説を、映画とTVドラマの連動企画として映像化される「赤い糸」のドラマ放送前夜祭が12月5日、横浜のワーナー・マイカルみなとみらいで開催され、主演の南沢奈央、溝端淳平、木村了、岡本玲が舞台挨拶を行った。
本作は、同じ1992年2月29日に生まれた幼なじみの芽衣(南沢)と敦史(溝端)が中学生になって再会し、運命に導かれながら惹かれあう姿を描いた青春ドラマ。切ない純愛ストーリーであると同時に、自殺未遂、ドラッグ、DVなど過激な描写を含む、物議をかもしそうな内容の作品。
ヒロイン役を体当たりで演じる南沢は「横書きは読むのに抵抗があったが、セリフが多くて感情がストレートなので、入り込みやすかった」と原作についての感想を述べたが、同世代からの支持が高いメイ(原作者)のケータイ小説の映像化作品で主演することについて、「受け入れてもらえるかとても不安だった。少し大げさですけど、“代表”という気持ちで演じました」と素直な心情を告白した。
一方、敦史役の溝端は原作について、「つらいことがたくさん起こるストーリーなので、女の子はなんでこういうのを読むんだろうって最初は思いました。当時は地元(和歌山県)に住んでいたので、都会の人はみんなこうなのかって、“カルチャーショック”でしたね」と波瀾のストーリー展開に戸惑いもあったようだが、「10代ならではの葛藤や友情、家族愛が奥にあった」とコメント。撮影に関しても、「夏に冬のシーン、冬に夏のシーンを撮影したので大変でしたが、現場は和気あいあい楽しかった」と同世代が集まった撮影現場のムードの良さを語った。
その日は舞台挨拶終了後、TVドラマ版「赤い糸」(フジテレビ系列で土曜日23時10分より放送)の第1話、第2話が先行公開。映画版「赤い糸」は12月20日より公開される。