純愛はキレイゴトじゃない?ケータイ小説の映画化「赤い糸」完成
2008年11月20日 12:00

[映画.com ニュース] アクセス数が4600万を超え、書籍化されて180万部を突破するベストセラーとなった人気ケータイ小説の映画化「赤い糸」が完成。11月19日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われた完成披露試写会に、主演の南沢奈央、溝端淳平のほか、木村了、岡本玲、柳下大らキャスト総勢12名と村上正典監督が登壇。場内には原作やキャストのファンと思しき中高生の姿が多く見られ、劇中の制服姿で登壇した南沢は、「親近感を持ってもらえるように演じた」と同世代の観客に向けて挨拶した。
「赤い糸」は、同じ誕生日に生まれ、幼い頃に出会っていた芽衣(南沢)と敦史(溝端)が中学生になり再会し、互いに運命を感じて惹かれ合っていく姿を描いた純愛物語。映画は12月20日に公開となるが、連動した連続TVドラマが12月6日から放送開始となり、同じ監督、キャストでドラマの撮影も進められている。
本作には大切な人の死やドラッグ摂取、DVといったシビアな描写も含まれ、映画のキャッチコピーは「純愛はキレイゴトだけじゃない」というもの。溝端はこれに共感し、「世の中キレイゴトなんてない!」と語ったが、一方で「キレイゴトだと思いたい」と答えた村上監督は、「おじさんの願望です(笑)」と苦笑いしつつ、今時の中高生の赤裸々な恋愛を描いた本作について、「分からないことだらけだった」とポロリ。しかし、10代のキャスト陣を見渡しながら「若い人たちの感性を活かして作っていった。10代の人たちがどのような感想を持つか楽しみだし、僕らの世代(40代)も若い頃を思い出して楽しめるのでは」と自らフォロー。南沢も「同世代には多く共感してもらえると思うし、共感できなくても、こういう中高生がいることを知ってほしい。そして、恋や運命っていいなと思ってほしい」とアピールして舞台挨拶を締めくくった。
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