メジャーリーガー岩村明憲が中高生にメッセージ。「青い鳥」試写会
2008年11月19日 12:00

[映画.com ニュース] 重松清の同名短編小説を題材に、阿部寛主演で映画化した「青い鳥」の試写会が、11月18日、東京・有楽町のよみうりホールで開催され、本作に出演する本郷奏多が舞台挨拶を行った。また、スペシャルゲストとして、メジャーリーグ挑戦2年目にしてチームのリーグ優勝に貢献したタンパベイ・レイズ所属の岩村明憲選手が応援に駆けつけた。
本作は、いじめが原因で男子生徒が自殺未遂を起こす事件が発生した中学校を舞台に、当該クラスに臨時教師として派遣された吃音の村内先生(阿部)と生徒たちの交流を描く。劇中で本郷が演じるのは、級友が自殺未遂を起こしたのは自分の責任だと思い悩む生徒・園部役で、「大人たちが作った正義は果たして正しいものなのか。本当に子供たちのことを思って作られた世界なのか。そういうことを、大人も子供も考えさせられる映画」と、時折言葉に詰まりながらも真摯に作品をアピールした。
また、帰国してすぐに本作を見たという岩村は、「上からの押さえつけが必要なこともある。僕らの時代は、(野球部の)監督が目の前の黒いテーブルを『白い』と言ったら、それは白でしかなくて、異議を唱えることができなかった。こういうことを中高生の時期に経験していないと、社会に出て同じようなことがあった時の忍耐力が培われない」とスポーツ選手らしい教育論を展開。さらに「最近は子供同士のことにすぐ親が口を出すが、子供がやったことは子供に責任を取らせることが大事」と語ると、横で聞いていた本郷は「岩村さんが言うと重みがありますね」と感心した様子を見せたが、「でも僕は基本的に温室育ちなので……」と話し、会場の笑いを誘っていた。
「青い鳥」は11月29日より公開。
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