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「ビバヒル」再評価にジェイソン・プリーストリーが複雑な心境を語る

2008年11月12日 12:00

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[映画.com ニュース] 90年代に一世を風靡した「ビバリーヒルズ青春白書」のスピンオフ「90210」が再び全米の話題をさらっている。それにともないオリジナル版の再評価とある種の伝説化が起こっているが、当時の主役、ナイスガイのブランドンを演じたジェイソン・プリーストリー(39)はそのことに少し複雑な思いを抱いているようだ。

ロイターが伝えたところによると、11日に電話取材に応じたプリーストリーは、「今ではみんな凄い番組だったように語っているが、15年前にそんなリスペクトを感じたことはなかった。ドラマそのものも、放送局のFOXも、出演者も誰もそんな敬意を払ってもらったことはなかったよ」と穏やかな様子で話したという。

「まだティーン・チョイス・アワードもない時代で、賞とは無縁だったし、褒め言葉を聞くこともなかった。僕らはみんなティーン向けのアイドル俳優のレッテルを貼られて、そこから脱却するのが大変だった」

オリジナル版のケリー役のジェニー・ガースやブレンダ役のシャナン・ドハーティはスピンオフにも出演中だが、プリーストリーと、ディラン役のルーク・ペリーは出演を固辞したと伝えられている。それについてプリーストリーは、「スピンオフにブランドンとして出演することに何の興味も持てなかった」と語った。

ただし、演出となるとまた話は別なようで、プリーストリーは1月に放送される「90210」の1エピソードを監督することになっている(「青春白書」でも監督経験あり)。彼が監督する回にはガースやドハーティも出演するとのことだから、オールドファンも違った形での再会に期待できそうだ。

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