ドランク塚地、「コマネチやれ」のムチャ振りに困惑。「ハンサム★スーツ」
2008年10月23日 12:00

[映画.com ニュース] 谷原章介&ドランクドラゴンの塚地武雅のダブル主演で送るコメディ「ハンサム★スーツ」の試写会が、10月22日、東京・新宿の新宿明治安田生命ホールで開催された。舞台上には谷原のお面をつけた“ハンサム隊”なる100名の男女がぎっしり並ぶという異様な光景の中、谷原、塚地、北川景子の3人が登壇した。
定食屋を営むブサイクだが心優しい主人公・琢郎(塚地)は、美人アルバイトの寛子(北川)に告白するも、フラれた挙句に店からも去られてしまう。ひどく落ち込む琢郎だったが、ある日、紳士服屋で着るだけでハンサムになれるというスーツを手に入れ、光山杏仁(谷原)という名のカリスマモデルとして活躍するようになる。
主演という大役を果たした塚地だが、役柄が“ブサイク”のためか「こんなにブサイクブサイク言われる映画はない。自分がブサイクだと思ってる皆さん、ぜひ僕に感情移入してご覧ください」と半ばヤケクソ気味に挨拶。すかさず谷原が「塚地さんは愛されるブサイク代表だから大丈夫」とフォローを入れたが、塚地は「一瞬喜びかけたけど、結局ブサイクなのね……」と肩を落とした。そんな2人のやりとりを見ていた北川は、「撮影現場でもいつも2人の漫才を見ているようで楽しかった。塚地さん、コンビの相方を変えたら?」と話していた。
劇中では、琢郎と杏仁が「コマネチ」「だっちゅーの」「バウバウ」など往年のギャグを披露しており、その1つの「コマネチ」を100人のハンサム隊に指南してほしいと司会者から頼まれた塚地は、「(ビート)たけしさんのギャグを何で僕が……」といきなりのムチャ振りに困惑。案の定、塚地が覚悟を決めて「コマネチ!」とやってみたものの、ハンサム隊のノリがイマイチな上に、会場にも冷たい空気が流れたが、最後には谷原&塚地が音頭を取り、映画のキャッチコピー「レッツ、ハンサム!」を観客と一体になって叫んで無事にイベントの幕が下りた。
「ハンサム★スーツ」は11月1日より公開。
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