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今年はゲイタウン新宿で。東京国際レズビアン&ゲイ映画祭開幕

2008年7月14日 12:00

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「Lの世界」のおかげか、LGBT映画も注目の的
「Lの世界」のおかげか、LGBT映画も注目の的

[映画.com ニュース] 今年で第17回を迎える「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」が7月11日、東京・新宿バルト9で開幕。オープニングイベントは、鍛え抜かれたボディの2人組のコスプレパフォーマー、TOYBOYによるライトセーバー・パフォーマンスで幕を開けると、司会者としてドラッグクィーンのマーガレットがド派手なドレス姿で登場して、ハイテンションのトークで会場を盛り上げた。

オープニング作品に選ばれた「シェイクスピアと僕の夢」の上映が終わると早速、監督のトーマス・ガスタフソン、プロデューサーのコーリー・J・クルークバーグによるトークセッションが行われた。

同作は、アメリカの田舎町を舞台にしたハートフルなゲイ・ミュージカル。いじめられっこだったゲイの高校生ティモシーは、学校の演劇の授業でシェイクスピアの舞台「真夏の夜の夢」の妖精パックの役を割り当てられると、戯曲にあるレシピに従って“目覚めた時に最初に見た人を好きにさせる媚薬”を作って、片思いの相手だった学年の人気者ラグビー部員をゲイにして自分に夢中にさせるばかりか、町中の人々をゲイとレズビアンにして大混乱に陥れるという痛快ストーリー。

トークセッションでガスタフソン監督は創作の動機について、「自分もアメリカの小さな田舎町でゲイとして育った。その時のつらい経験を映画にした」と説明。キャスティングについても裏話を披露。当初はハリウッドのビッグネームにオファーしたが、「ゲイの役はやりたくない」と断られたために方向転換し、無名だが本物のゲイであるイケメン俳優(タナー・コーエン)にオファーして起用したという。また、ロビン・ウィリアムズの娘ゼルダ・ウィリアムズも主人公の女友達役で出演しているという。

最近では、レズビアンをテーマに描いた米TVドラマ「Lの世界」が日本でも大ブーム。LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)の人々を扱った映画も受け入れられる傾向にあるのか、同イベントはほぼ満席という大盛況。第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭は7月11日~21日、新宿バルト9と青山・スパイラルホールにて開催中。

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