ジョージ・クルーニー&ブラピらがミャンマー救済の意見広告
2008年6月27日 12:00
[映画.com ニュース] ジョージ・クルーニーとブラッド・ピット率いる人権団体「Not On Our Watch」が、ミャンマーの軍事政権に国際援助受け入れを求める意見広告を出した。
ミャンマーと言えば、先月のサイクロン「ナルギス」の被害により数百万人規模の被災者が出ているが、軍事政権はいまだにごくわずかな支援しか受け入れていない。この事態にしびれを切らした「Not On Our Watch」は、インドネシアの英字新聞ジャカルタ・ポスト紙に意見広告を掲載。「周辺諸国の人々は、ミャンマーの人々を救う力を持っています」と、軍事政権に圧力をかけることを求めた。
この広告には、フィリピンのコラソン・アキノ元大統領、東ティモールのジョゼ・ラモス・ホルタ大統領、南アフリカの平和運動家でノーベル平和賞受賞者のデズモンド・ムピロ・ツツ、チェコ共和国のバーツラフ・ハベル元大統領などが署名している。
「Not On Our Watch」は、06年にダルフール紛争の惨状を目の当たりにしたジョージ・クルーニーが、友人のブラッド・ピットやドン・チードル、マット・デイモンらと立ち上げた人権団体で、現在、ダルフール紛争とミャンマー問題に取り組んでいる。
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