目指すはジャッキー・チェン!「カンフーくん」主演&監督に聞く
2008年3月26日 12:00

[映画.com ニュース] “本当の強さ”を求めて少林寺から日本にやってきた天才カンフー少年と、泉ピン子扮する太極拳の達人・泉ちゃんの家族が繰り広げる、アクションとVFX満載のファミリー・エンターテインメント「カンフーくん」。本作で、本物のカンフー・アクションを見せるちっちゃなドラゴン=チャン・チュワンと、「笑う大天使(ミカエル)」に続き、VFXも指揮した小田一生監督に話を聞いた。
「僕の酔拳はどうだった? うまく撮れていたでしょ?」とは、8歳のチュワンくん。「1歳のころからジャッキー(・チェン)のDVDを見て育ち」、5歳で少林寺の武術学校に入学。3年ですでに、大人顔負けの動きをマスターした使い手だ。「同じ年代では(僕が)一番強いと思う。年上にはもっと強い人がいるけれど」と少し照れながら答えるチュワンくんを、小田監督は温かい目で見つめる。
「彼は映画が初めてでしたが、武術に関しては、最初から本当に意識が高かった。なかでもカッコよく見せることについては抜群でしたね。それにうまくいかない時でも、何度も何度も繰り返して、翌日にはちゃんとそれを克服してくる。“びいる拳”(いわゆる酔拳)のシーンはまさにそうだったんですが、谷垣さん(アクション監督の谷垣健治)と『ほんと根性あるねぇ』って」
監督やスタッフを唸らせたチュワンくんだが、実は撮影中「周りが何を言っているのかさっぱり分からなくて、寂しかった」そう。まだまだ無邪気な子供なのだから無理もない。
「家族で楽しんでもらえる映画には、彼みたいな愛らしさが必要だと思ったんです。シャープな技をバシッと決めたと思ったら、『ジャッキーの歌を歌います!』って大声で歌いだして、しかも間違ったら真っ赤になって照れる……そのギャップが決め手でしたね」と、小田監督が約2000人の子供たちからチュワンくんを抜擢した理由を明かしてくれた。
「次もやっぱりアクション映画に出てみたい!」というチュワンくんの本格カンフーはもちろん、VFXと個性派キャストのエキセントリックな演技も見どころの「カンフーくん」は、3月29日より全国ロードショー。
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